薬剤師と医療事故防止のために
日本医療機能評価機構の医療事故防止事業部では、「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」という医療事故防止のために具体的に薬局が行なえる対策を扱ったセミナーも行っていますので、こういったことに参加すれば、薬局内にあるものの配置を変えてみたり、ちょっとした手順を変えてみたりするという、より具体的な動きをすることで、医療ミスを防止できるようになります。
今後、医薬分業がさらに進んでいけば、抗がん剤をはじめとするような、高度に安全管理が必要な薬剤を処方する場面も出てくることが予想されています。
こういったハイリスク薬と呼ばれる、高度な安全管理を必要とする薬剤を扱ううえで医療ミスをしたとしたら、それは患者さんの命を奪いかねないようなものになります。
薬剤師は責任を取るにも取れないような事態も起こりうるというわけです。
さらに在宅での緩和医療や末期がんの患者さんに対する医薬品投与もますます盛んになっていくことでしょう。
今以上に、薬剤師には扱う薬に対する責任が増していきます。
ですから、より薬剤師は医療ミスに対する神経を高め、丁寧に安全かつ患者さんの健康を守るような調剤を行わなければならなくなってくるでしょう。
また、薬剤師は調剤の仕事だけにとどまらず、薬歴に基づいて行った服薬指導の内容や副作用の情報などを、医師や看護師、または病院にいる薬剤師などに情報提供をすることも増えてきます。
こうした薬剤師の情報は、今後はチーム医療がますます主流になっていく中では、貴重な情報となっていきます。
ですから、薬剤師は自分の仕事に対して、さらなる意識の向上を医療ミス防止のための対策が求められるようになっていくことでしょう。
転職斡旋業者アポジョブ
2011年10月25日 |
カテゴリ:薬剤師転職